2019.02.17 椿園

先日、椿まつり開催のパレードを見て、いかに椿まつりが伊豆大島にとっての一大イベントか、という事を知りました。
という訳で、椿まつり期間中に一度は立ち寄りたいと思っていたのがここ「椿園」です。

椿園は「国際優秀つばき園」に指定されている場所です。
これは、世界的に権威のある国際ツバキ協会(ICS)が認定する優秀な椿園のことです。
現在、世界には約40箇所の国際優秀つばき園があって、認定されれば「世界に認められた椿園」となり、大変名誉のある椿園となるのです。
認定されるためには、国際ツバキ協会による厳しい審査を受け、一定の認可基準(展示品種数200種以上、優秀な管理、継続的な運営など)をクリアしなければならないのです。

聞いただけでもすごい椿園なんだなと分かるのですが、更に伊豆大島には、こんな厳しい審査を通り、国際優秀つばき園に指定された椿園が、他にも2か所あるのです。
それは、「椿花ガーデン」と「都立大島高校」です。

伊豆大島の椿に対する愛は、素晴らしいです。

入口にある階段の前には、移動の珈琲店が来ており、更に階段を下りると、こんな出店が出ておりました。
更に中央の舞台では、あんこさんたちが踊りを踊っておりました。

そして、ここから奥に進むと、椿園入口の門が見えてきます。

さ、中へ入って椿を楽しんでみましょう。

椿園の中はとても広く、ちょっとサラッと椿を楽しむ、というよりはガッツリ椿を楽しむという雰囲気の園内です。
椿は日本のものに限らず、外来種なども多く植えられており、外来種の方が、花が大きい大輪のイメージです。
とても沢山の椿が美しく咲いておりましたが、私の勝手なイメージでは、もっと不思議の国のアリスの赤いバラのごとくぶわっ!と咲いている園内を妄想しておりました(笑)
でも、そこまででもなく、ひっそり慎ましく咲いているイメージでした。

先に進んで行くと、温室のような建物が見えてきましたので、もちろんこちらへも足を運んでみました。

展示温室の中の椿たちは、今が盛りのごとく咲き誇っておりました。
外より温度が高いためなのか、外に植えられている椿よりも、温室内の椿の方が多く咲いているように感じました。う~ん、美しい。
特に温室に入ってすぐ目の前にある白い椿は、圧巻でした。

椿園の中を、のんびりゆっくり堪能しました。
国際優秀つばき園に指定された椿園なのにも関わらず、なんと無料で入園することができるのも感動ものです。
やはり冬の伊豆大島に訪れたら、まずここ「椿園」に足を運ぶことをおすすめしたいですね。


Posted by sima-life