2019.04.21 四度目のサンセットパームライン
天気も良く、今日の出帆港が元町港と言う事で、ちょっとふらっと元町港付近とそのままサンセットパームラインまで歩いてみようと出掛けてみました。
元町港からサンセットパームライン方面へのお散歩は、結構いい運動にもなるんですよ。
元町港を通り過ぎると、「長根浜公園」があります。
この公園の中には、1986年の噴火によって湧き出た「浜の湯」という温泉があります。
この浜の湯は水着着用での混浴となっており、温泉から見える眺望は素晴らしく、天気によっては伊豆半島や富士山も見ることが出来るようですよ。
私はまだ利用したことがありませんが・・・。
そして、長根浜公園を通り抜けてすぐのところに、今度は大島町が運営する「御神火温泉」が見えてきます。
こちらも天然温泉ですが、それだけでなくサウナや温水プール、レストランなどもあり、よく朝の大型船で大島へ来る、あるいは帰って来た人が利用するらしいですよ。
こちらもまだ利用したことはありませんが・・・。
そして、その御神火温泉を通り過ぎると、いよいよサンセットパームラインに出ます。
歩き始めてすぐのところに、「仲の原園地」という場所があります。
9月に行われる御神火ライドのスタート地点でもあります。
いつもはこのまま何気なく通り過ぎるのですが、何だか違和感を感じて公園の中に入ってみました。
中に入ってみると、子供たちが楽しそうに走り回っていました。
その走りまわっている部分をよく見てみると・・・・あれ?何だか赤いですよね。
こんなに地面が赤かったかなと思って近寄ってよく見てみました。
すると、なんとこの赤い部分が「トラック」になっていたのです。
よく陸上競技場などで見かけるあのゴムのような感触の「トラック」です。
ともかく、最後に見た時からずいぶんと綺麗になっていて驚きました。
このようなトラックがあれば、ここでも陸上競技などの練習や、他にも何か用途の幅が広がりそうですよね。
さすがスポーツに力を入れている大島町です。
ちなみに、この仲の原園地で見かけるレンガの様な壁がありますが、これは「スコリア」と呼ばれる岩石の破片から作られているそうですよ。
■スコリア■
火口から放出される小さい穴がたくさん空いた岩石の破片。
噴火の時にマグマが地下深部から上昇して空中に噴出すると、圧力が下がるのでマグマに含まれていた水などが発砲して穴ができる。
スコリアの色は黒~暗灰色ですが、マグマに含まれる鉄分が酸化すると赤茶色になる。
スコリアは、新島など粘り気の強いマグマからできる軽石よりも重く、水には浮かない。
仲の原園地の綺麗になった姿をあとにして、少しサンセットパームラインを歩いてみました。
向こうに見える海は穏やかで、風もなく、波も立っていません。
波も高くないので、少し海岸の方まで歩いてみると、遠くの方で東京行きのジェット船「友」と、今まさに元町港に着岸しようとしているジェット船「大漁」が行き交うのが見えました。
無事にジェット船「大漁」が、元町港に着岸したようですね。お疲れ様です。
その日の出帆港が元町港だった場合にこうしてサンセットパームラインを散歩すると、船が行き交う姿を見ることが出来るのも、実は楽しいです。
そろそろこの辺で引き返そうかなと思っていたら、地面に穴を発見。
何の穴でしょうね。謎です。
サンセットパームラインから長根浜公園へ向かっている時、脇へ入る道を発見したので、ちょっと行ってみました。
すると、元町港を離発着する船などを見学するには絶好の場所に出ました。
でも、その先に進むことは出来ず、行き止まりでしたが、船を見るのが実は好きな私は、いい場所を見付けたなと感動してしまいました。
先ほどの行き止まりとなっていた場所からまた長根浜公園へ戻ってきました。
ここにそびえる木々が、みな同じ方向に傾いてるのが不思議ですよね。
地元の方の話しでは、どうやら強い海風にずっとさらされている事で、このように傾いて成長をしたのだとか。
自然って、改めてすごい。
長根浜公園を出て、元町港へ向かって歩いている時、ふとまた違和感を感じて港の方を見てみると、なんと今出来たばかりのように新しい道路が出来ているのを発見!
よくよく見てみるとこの道路、元町港の桟橋の方に繋がっているように見えました。
この道路によって、元町港が利用しやすくなるのでしょうか。
どうなるのか楽しみです。
何だか今日は新しい発見が多い日だったな、などとニヤニヤしながら家路につきました。
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