2018.06.30 波浮港
行ってみたい場所のひとつ、「波浮港」へ行ってきました。
元町から出発し、途中で地層切断面のバームクーヘンに出会います。
そこから更に進むと、波浮港に到着します。
波浮港に行く途中に、上の写真のような休憩所なのか、ここでバーベキューが出来るのか、という場所があったので、少しだけ立ち寄ってみました。
本当は波浮港見晴台に行きたかったのですが、間違えて港まで来てしまいました(笑)
でも、船が並んで停泊している姿は、美しいですね。
いよいよやってきました、「波浮港見晴台」。
なんと美しい港でしょう。
先ほどは港に行ってしまいましたが、上から眺める景色は全く違いますね。
はるか昔、この港は火口湖だったそうですが、言われてみればそんな形をしてますね。
やはり伊豆大島は噴火の島という事で、火口湖自体も、割れ目噴火口が海岸まで達したことが原因で出来、「波浮の池」と呼ばれていたそうです。
更にその後の元禄大地震とつなみの影響で波浮の池が決壊し、海と繋がったそうです。
う~ん。歴史を感じます。
そして更にそこから秋廣平六という方が、港として使えるように、人工で掘削などして、今の波浮港の形になったそうですよ。
なんて素晴らしい人でしょう。
その素晴らしい証拠に、秋廣平六像もありました。
当時は、風待ちの港と言われるくらいとても賑わい、港周辺には昔ながらの木造建築が立ち並び、日本的な雰囲気を残す町並みを、今も見ることが出来ます。
そして風待ちの港「波浮港」には、多彩な文人、墨客、貴人が訪れ貴重な作品を残しています。
今日は港の方までは行きませんが、「旧港屋旅館」(踊り子の里資料館)「旧甚之丸邸」など、機会があれば訪れてみたいですね。
記念碑 アンコ椿は恋の花の歌碑
このような石碑もありました。
左は皇室の方々が御来島された際の記念碑。
右が「アンコ椿は恋の花」の歌碑です。
波浮の港はその美しさから、歌にされたり、文学作品にも登場したりします。
私もこの美しさを歌や小説にしてみたいですが、そんな才能はもとよりありません・・・。
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