2018.06.07 ゾウガメさんの屋外放飼場への引越し☆
今日は、先月の5月4日にも訪れた「大島公園動物園」に来てみました。
と言うのも、今日は「ゾウガメさんを、屋内から屋外へお引越しをさせてあげよう」というイベントが行われるからです。
今回は車ではなく、大島バスを使って来てみました。
すると、公園への入口が前回とは違うルートで入ることになり、いきなり少し楽しかったです♪
今日はお客さんがとても少ないです。平日だからかも知れません。
フライングケージ入口 クジャクが目の前を歩いてきた! ゾウガメさんのお引越しイベントに参加する園児たちもいました♪
ゾウガメさんの屋外放飼場へのお引越しイベントが始まる前に、少しだけ園内を歩いてみました。
フライングケージ内に入り歩いていると、なんと!!!
いきなり向こうの方からトコトコと優雅にクジャクさんが歩いてくるではありませんか!
えっ?
いつも動物園で見るこういうクジャクさんなどは、檻とか、人の手の届かないような場所にいるイメージだったのですが、まさかの放し飼い?
でも、きっとこういうところが大島公園動物園のいいところなのでしょう、うん。
いよいよ屋内からゾウガメさんが出てきます 屋外に出る前に体重測定です 明日葉を使い「こっち、こっち」と誘導 次々にゾウガメさんが屋外に出てきます 園児たちもゾウガメさんと直接触れ合えます 屋外はどうですか?
いよいよゾウガメさんの屋外放飼場への引越しイベントがスタートです。
テレビ局の方も来ておりました。
まず、ゾウガメさんたちを屋内飼育場から出し、屋外への一歩手前で体重を測ります。
そして明日葉という島特有の葉っぱ(←とても美味しいですよ)を使って、ゾウガメさんを屋外放飼場へと誘導して出してあげます。
と、書くのはとても簡単なのですが、何せ大変重たいゾウガメさんです。
大人の男性が何人もかかってようやく持ち上げたり誘導したりと、本当に大変そうでした。
本当に、お疲れ様です。
ゾウガメさんが屋外へ出たところで、園児たちが明日葉を持って、ゾウガメさんに食べさせてあげたりと楽しそうでした。
もちろん、このイベントでゾウガメさんと触れ合えるのは、呼ばれている特定の園児たちだけなのですが、偶然にこのイベントに居合わせた小さな子を連れた家族連れの方にも、特別にと言って参加をさせてあげておりました。
なんと、それをボーッと眺めていた私にも、「いかがですか?」と声をかけて下さいました。
きっと参加したいなぁっていう顔で見ていたのかも知れません(笑)
最後はみんな元気に、大島公園動物園の関係者の方に挨拶をして帰って行きました。
また来年も、来ようかな♪
[su_note note_color="#e3fad6″]ちなみに、今回屋外へお引越しをしたゾウガメさんですが、正式には「アルダブラゾウガメ」といい、世界最大級のリクガメと言われております。
かつては、インド洋西部の島々に生息していたが、環境悪化などの影響で一時期絶滅寸前までいってしまったのだとか。それを聞くと、実際に生で見れるのが何とも貴重な体験に思えますね。
それから「ケヅメリクガメ」もおり、臀部の大きなウロコが蹴爪(ケヅメ)状に発達するリクガメで、野生では温暖な乾燥地帯に住んでいて、日中は非常に暑く夜は非常に寒いという過酷な環境なため、地中深く穴を掘って暮らすという習性があり、前足が発達しているという特徴があります。
いずれも寒さに弱く、毎年冬が始まる前に室内展示場へ移動し、暖かくなる6月上旬になると外の運動場へお引越しをする、というサイクルで過ごしているようです。
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