2018.06.30 大島の地層切断面「バームクーヘン」
元町から波浮の方面へ向かっている時に、この地層切断面に出会いました。
通称「バームクーヘン」と呼ばれているそうです。
高さ約24メートル、長さ630メートルという圧倒的スケール!
写真で見て知っていたのですが、実際に見るとやはり圧巻です。
昭和28年、大島をグルッと一周している「大島一周道路」を建設工事中に、偶然発見されたそうです。
この地層がもし出てこなかったら、きっとここはバームクーヘンという名所ではなく、何か違うものになっていたかも知れませんね。
聞くところによると、はるか昔から繰り返されてきた噴火の中でも「大噴火」によって空気中に舞った火山灰などが地面に落ち、それが長い長い年月をかけてミルフィーユのように何層にもなり、現在の姿になっているのだとか。
この美しい地層は、まさしく大島の太古からの歴史が作り上げたもの。
それをこうして実際に見ることが出来るなんて、ロマンを感じます。